やじまるのサンバル作りに挑戦!

サンバルは、インドネシアのチリソース。
バリ島に行くと、ローカル食堂のテーブルには、
必ずと言ってもいいほど、abcサンバルが置かれています。
我が家でも、目玉焼き、アジアン鍋に必須の調味料。
最近は日本のスーパーでも見かけるようになりました。

しかし、各家庭では、サンバルは手作りが基本。
材料は基本は、唐辛子とタマネギとにんにく。
これに香りとなる香菜やトマトを加えます.
使用する材料や作り方も各家庭ごとに少しずつ異なるため、
その家の味、いわばお袋の味とも言える重要な味の決め手です。

サンバルに使う主な材料は、コチラ。

やじまる家のサンバルは、テピカリの元料理人・エルニー直伝。
とは言っても、技術的な拙さと好奇心の赴くままに
その季節日本で手に入る食材をいろいろと使ってしまうため、
我が家のサンバルは、いつも同じ味に仕上がらないのが特長です。

 

1
Sambal Tomat
サンバル・トマッは、サンバル・トゥラシのフレッシュバージョン。
バリのヴィラや家庭で長期滞在すると、
料理人やibu(お母さん)がささっと作ってくれるお袋の味。
火を入れずに作るの生サンバルは、実にフレッシュ!
さっぱりとクセになる味。
日本の焼き魚に添えただけで、イカンバカール(バリの焼き魚)に変身します。

作り方は、コチラ。

サンバルに使う主な材料は、コチラ。

 

2
Sambal Matah
バリに何度か足を運んでいると、
この白くてシンプルな生サンバル「サンバル・マタ)」に出会います。
これもサンバルだったの?と驚くその味は、
トマトを使わないので、日本の薬味的なイメージ。
バリの料理人から聞いたところによると、バリ独特のサンバルとか。
このサンバルにハマッた人は、
もうバリから離れることはできません。

作り方は、コチラ。

サンバルに使う主な材料は、コチラ。

 

3
Sambal Terasi
手作りサンバルの定番は、サンバル・トゥラシ。
すりつぶしたエビを発行させた「 トゥラシ」を使った
インドネシア全土で好まれているトマト系サンバル。
abcサンバルに近く、
ナシゴレンや焼き魚、目玉焼きなど、なんでも合います。

サンバルに使う主な材料は、コチラ。


● サンバルに使う材料 ●

Terasi
【トゥラシ】※
えびの発酵食品。ペースト状で、ナンプラーに似たクセのある臭い。
バリ人でないなら、小分けにして売られている物が便利です。

Cabe
【チャベ】※
緑やオレンジ色の生の小さな唐辛子です。
バリの唐辛子は、小さくて辛味が強いので、
できるだけ小さめに切るのがコツ。

Bawang Merah
【バワンメラ】※
赤い小タマネギ。
入手できない場合は、赤タマネギを代用してもよいそうです。

Bawang Putih
【バワン・プティ】
一般的なニンニクですが、
できれば国産のものをオススメします。

Tomat
【トマッ】
プチトマトの方が、トマトの味が凝縮されていておいしいようです。
汁気を少なくしたい時もプチトマトで。

Jeruk Nipis
【ジュルッ・ニピス】※
こぶみかんの実。またはリモ(バリ島のライム)。
フレッシュライムでも良いですし、
すだちやかぼすなどでもOKです。

Kantan
【カンタン】
トーチジンジャーの花。バリ語では、Bongkot(ボンコッ)。
その名のごとく、松明の炎のようなピンクの花が咲きます。
ショウガの仲間で、ミョウガに似た香りと食感。
日本ではなかなか手に入らないので、ミョウガを代用します。

Sereh
【レモングラス】※
フレッシュ・レモングラスの、
根本に近い軟らかそうなふくらんだ部分だけを使います。
トゥラシを入れずに、レモングラスだけを使うと、さらにフレッシュ。
ない場合は、ポッカレモンで香り付け。

Garam
【ガラム】 ※
バリの天然塩。バリ産にこだわるなら、
クサンバまたはアメッドの天然塩。
今は通販でカンタンに手に入りますが、
沖縄など、国産にも手作りの良い塩がたくさんあります。

Minya Kerapa
【ミニャ・クラパ】
バリでは通常ココナツオイルを使いますが、
日本で生食用のココナツオイルはなかなか手に入りません。
サラダオイルでもOK。
我が家は、バージンオリーブオイルを使います。

※上野アメ横の野澤屋さんで、
インドネシア、タイ、中国産のものが手に入ります。

 

サンバル・トマッの作り方は、コチラ。

サンバル・マタの作り方は、コチラ。