3世代で楽しんだバリ旅行。(2007年2月7日〜13日)☆
・・・ななママさん(2007/02/19)
昨年6月にバリに行ってみたいという主人の父母を連れて初めての3世代バリ旅行をしました。すっかりバリの魅力にハマった両親と年明け早々、またバリへ行こうと盛り上がり今回の旅行となりました。メンバーは前回と同じ、義父母、主人、私、娘(3歳)の5人です。宿泊先はヌサドゥアにある『メリア・バリ・スパ&リゾート』で、両親はもちろん、バリが3回目の私たち夫婦も初のヌサドゥア滞在となりました。
エアーはガルーダ・インドネシア航空です。昨年はシンガポール航空でしたので、こちらも両親は初めての利用です。また、昨年利用させていただいてすっかり気に入りました『クタペソナ』のチャーター車も利用することにしました。今回は5泊7日の滞在ですが、70を越えた両親と3歳の娘を連れてはどこへ行くのもチャーターした方が動きやすいだろうということで、丸々3日間お願いすることになりました。
すごい! 半年程で親子3世代で2度のバリ旅行とは、うらやましいです。我が家も6年前くらいだったかな。3世代バリ旅行を体験しました。バリ島は老若男女を問わず楽しめるところですよね。<管理人やじまる> |
まず、航空会社を比較した感想です。
☆ガルーダ・インドネシア航空
・バリへの往路は直行便なので夕方17時頃には現地に到着できるため、時間が有効に使えた。
・復路はジャカルタ経由だがそのまま機内で過ごせたので特に問題はなかった。
・子供向けのサービス(おもちゃなど)は特になかった。
・パーソナルモニターなど最新のサービスは特になかった。
・機内のアルコールは無料。ビンタンもあり。
☆シンガポール航空
・往復共にシンガポールのチャンギ国際空港で乗り継ぎがあるため、1度乗り換えなければならない。
・トランジットが1〜2時間ほどあるが、大きな空港なので時間はつぶせる。また、かえって往路は飽き始めた子供を遊ばせるのにちょうど良い。
・トランジットがあるため、トータルの時間はかなりかかる。
・子供向けのサービスとしてグッズがいろいろもらえた。スポンジボブのスリッパや帽子、パズルなどなど
・パーソナルモニターがエコノミーも完備されているので、大人子供共に楽しめる。
・離着陸時に子供が横になって寝ていると、座った状態にするよう言われた。熟睡していても必ず上体は起こすように言われた。また、荷物が少しでも座席の下からはみ出していると上にしまう様注意された。なかなか安全対策は厳しいようだった。
どちらもいい点がありますが、ガルーダにパーソナルモニターが導入されれば言うことなしと言う感じでしょうか^^;
これ、うれしいです。ななママさんありがとう!
うちはJALとガルーダとキャセイ乗りました。皆さんが体験した航空会社の比較、できるとうれしいなぁ。もしお便りが集まったらコーナー作ろうっと。皆さん、ご協力くださいね。<管理人やじまる> |
次はホテルの感想です。
ヌサドゥアの5つ星ホテルということで、ホテル内の施設は充実していますし、全体的に清潔で明るく、日本人スタッフがいたり日本語のゲストリレーションもありました。
私たちが滞在したスーペリアのお部屋は、広いとは言えませんが改装して間もないということで、とてもキレイでした。日本からリクエストした内容(両親はツイン、私たちはダブル、コネクティングルームで)はその通りにしてもらえました。ただ、部屋全体が湿気が多いのかベッドに横になるとしっとりした感じがしたり、バスルームに下水臭さを感じました。翌日朝食を食べている席に日本人スタッフの方がいらっしゃり、何か不都合な点はないか聞かれましたので、上記の点を伝えるとすぐにお部屋をチェンジしますとのことでした。その夜、お部屋を替わっても湿気の多さと多少の臭いは残っていましたが、対応の早さとお詫びのフルーツに免じてよしとしました。そもそも部屋を替えるほど不満だったわけではないので^^;
他には、シャワーが固定式だったので子供のお風呂に苦労した点と、部屋の中に引き出しが異常に少なかったので工夫して着替えをしまったこと意外は不満はありませんでした。ホテル内のプールはとても広く、子供が安心して遊べる30cmくらいの深さの場所もありました。また、ホテル内のアクティビティもとても多く、アクアビクスやビーチバレー、フルーツカービングのデモンストレーションなど毎日いろいろなことが時間毎に行われていました。欧米の方たちはこぞって参加し楽しんでいらっしゃいました。
そうそう、ホテル内でも街中を歩いている時も観光中も思いましたが、ロシアからの観光客がとても多く感じました。オージーやヨーロピアンが前ほど戻っていない中、景気のよいロシアや中国、韓国のツーリストが増えているようです。
バリの五つ星ホテル、いくつか見て回ったことはあるんですけどねぇ。実際に泊まったのは数回程しかないんです。なにせ若い頃からバリ島通いしていたボクはビンボー旅行ばかりだったので、高級ホテル恐怖症。ビクビク、ソワソワしちゃって、ゆっくり休めないんです!
(^_^;A
好景気に湧いていると聞いていましたが、ロシア人が増えていたとは驚きです。日焼け対策が大変そうですね。<管理人やじまる> |
次は車をチャーターした感想です。
昨年『クタペソナ』を利用し、その際『日本語ができる方を・・・』との私たちのリクエストに応じて、ニョマンさんがドライバーをしてくださいました。
その人柄とバリでは見かけないような安全運転を、すっかり私たちも両親も気に入ってしまい、ぜひ今回もニョマンさんにお願いできないでしょうかとお願いしました。予定が合わなければしかたないね・・・と話していましたが、うれしいことに3日間ともお付き合いいただくことができました。
ニョマンさんは本人もおっしゃる通り日本語がペラペラというわけではありません。英語も完璧ではありません。でも、一緒に行動するのに問題があるわけではないし、むしろお互いに理解しようと一生懸命になるのでたくさんお話をしたように思います。また道中の車内では、日本語とインドネシア語を教え合い、とても有意義だったように思います。
普段から行動的で元気な両親ですがやはり年が年ですし、バリの気候ではすぐ疲れもでてきます。そんな時、車内で少し休んで待っていてもらうとか、少し早めに食事にしようとかできるのがチャーター車を利用して良かったなぁと思う点です。ホテルに戻って休もうなんて提案しても聞きませんから^^;
ショッピングなどでも目的のお店を決めて、それ以外は車で移動してもらえたので、両親も娘もバテずに頑張れたようです。また、娘もちょこちょこ昼寝したり、買い物に飽きてぐずったり…そんな時はニョマンさんと車で待ってもらいました。娘もつまらないショッピングに付き合うよりニョマンさんと遊ぶ方がよっぽど楽しかったようです。言葉が通じないことなんてお構いなしでニョマンさんに話しかけていたそうです。
ニョマンさんはついていけずに困っていたようですが、娘にとっては楽しいお友だちになってくれました。
クタペソナのニョマンは、ボクの20年来の友人です。彼の英語、ダメでしたか?
確かに日本語はまだまだですね。でもね、おもしろいことに日本語ができるはずのガイドさんより、ビーチボーイや物売りのほうが日本語上手だったりしますよね。ガイドさん達はお客さん相手なので、最初から難しい日本語を勉強するからだと思います。でも、彼の英語とスペイン語はカンペキだと言われてるんですけどね。あ、もしかしたら、ななママさんは英語がお得意なのではないですか?
英語ができる方は、あの独特のインドネシアン・イングリッシュの発音に悩まされるそうですよ。バリ島では、却って子供達のほうが通じちゃったりするんです。どうしてかなぁ。(^_^ <管理人やじまる> |
今回観光したところの感想です。
☆タマン・アユン寺院
初めて行きました。広い庭園とメルが整然と並んだ姿、静かで穏やかな雰囲気、とても気に入りました。
タナロットやウルワトゥほど観光客が多くないので、とても落ち着いてみることができました。
☆ティルタ・サリのレゴンダンス
有名といわれるグループのダンスが見てみたくて、日程の合うティルタ・サリを楽しみにしていました。行く前はもし見れなかった場合のおススメなどをやじまるさんにアドバイスしていただきました。なんとか希望通りに見れて満足です^^
とても人気と聞いていたので、大きな会場でやるのかと思ったら、路地裏にある『ここ?!』と思うような場所でした。中も想像よりとても狭く、半分は日本のツアー会社の予約席でした。ダンスもガムランの演奏はやはり素晴らしかったです。ダンスは期待していたので『やっぱりすごいなぁ〜』と見入っていたのですが、ガムラン演奏は考えていなかったので想像以上の素晴らしさで感動しました!やはりレベルの高いものを実際に目にし、耳にすることは大切だなぁと感じました。娘も、1時間以上の長さだったのですが、飽きることなく真剣に見入っていました。
☆ウルワトゥ寺院のケチャダンス
6年ほど前に主人と2人で初めてバリを訪れた際、その時に担当してくれたガイドさんが薦めてくれて観に行きました。ダンス自体はたいしたことないのですが、ウルワトゥの海をバックに屋外で行われるロケーションの素晴らしさに感動したので、ぜひ両親を連れて行こうと思い、今回再び訪れました。
驚いたのが、すっかり人気になっているようで、ダンスが始まる頃には満席、それでも遅れてくる方もなんとか座らせギュウギュウ詰めでした。会場もちょうど海をバックにケチャを行うように少し変えられていました。人気に比例してか、ダンスの質も上がったように思いますし、会場を盛り上げる構成も組み込まれていました。ダンサーの人数も増えたように思います。
ケチャを観ながら徐々に暮れていくウルワトゥの海が見えます…暗くなる頃には火を使ったパフォーマンスで盛り上がり、ダンスは終了します。終了後はダンサーとの記念撮影も。これも以前はありませんでした^^;
雨季なのに天気に恵まれて最高のケチャが観れました。両親も喜んでいたので良かったです。
☆タロ村のエレファントサファリパーク
義父の、孫を象に乗せたいとの希望で今回初めて訪れました。これは日本からオプショナルツアーを申し込み、送迎・ランチ付きのツアーに参加です。初めは『バリで象に乗るの?象といえばタイじゃない?』なんて乗り気じゃなかったのですが、せっかくの義父の希望ということで決めました。
でも、行ってみて大正解!!30分ほどの象に乗っての散歩、象にエサをあげて触れ合う、象のパフォーマンスショーを見る・・・家族みんなが楽しめました。象は本当に賢くてカワイイ、見直しました。もともと動物好きの娘にとっても、とてもいい経験だったようです。
また、ランチのビュッフェも期待せず食べたのですが、これが予想に反しておいしい!!ホテルの朝食ビュッフェよりおいしいかも☆なんて義母と言ったくらいです。デザートもとてもおいしくて、全種類食べました^^;
難点といえばここまでの遠さです。かなり飛ばす運転でも2時間ほどかかりました。でも寝てしまえばあっという間でしょうか。パークで過ごす楽しさを考えたらまた行ってしまうかも知れません*^^* 車酔いさえ心配でなければお子さん連れにはおススメです!
☆GWKカルチュラルパーク
バトゥン半島にある公園です。ウルワトゥ寺院に行く途中、時間があったのでニョマンさんが薦めてくれました。とっても広い敷地で、とてつもなく大きな彫刻(?)を造ろうとしている公園です。10年ほど前にスタートしたプロジェクトのようですが、10分の1もできていないようです。完成まであと100年はかかるだろうと言われているようです。
途中段階とはいえ、十分見所はありました。まず、高台にあるため景色が素晴らしいです!ジンバラン湾とブノア湾の形がくっきりと見え、かなり遠くまで見渡せます。今回は入りませんでしたがレストランもあるそうで、素晴らしい眺望だと想像できます。清清しい風が吹き抜けて、気持ちの良い公園です。いろんな国の観光客がいましたが、日本人には会いませんでした。まだまだ知られていないのかもしれません。子供も伸び伸び動けますし、なにより気持ちのいい場所なのでおススメしたいです。でも、なんとか生きてるうちに完成してもらいたいものです。
・・・長々とすいません^^; とても長くなってしまいましたので、他の感想(ショッピングやレストランなど)はまた別に送らせていただきますね。また、近いうちに書きますので☆
ななママさん、ありがとうございます。我が家も親子3世代バリ旅行を楽しみましたが、その後はなかなか実現せず。でも、6年ほど経った今も母は良い想い出に慕っているようで、一緒に行けて良かったなぁって思っています。まだまだ子連れバリ旅行、それ自体が大変そうなイメージもあって、おじいちゃん、おばあちゃんを連れての3世代バリ旅行までは思いも寄らないという人は大勢いらっしゃると思うんです。でもね、ななママさんファミリーが楽しい体験をされたように、3世代バリ旅行は意外と好評なんですよ。暑さ対策さえ万全なら、食事もイメージ程辛くないですし、バリの人たちもやさしく接してくれる。たくさんのお寺や自然の豊かな観光地は、日本の原風景を見るような懐かしさにあふれていますから。暑さだって、ななママさんたちのように、車をチャーターするなどして上手に利用すれば、まったく問題はないですよね。孫と海外旅行を楽しむことができるなんて、これほど嬉しいことはないという思いは、その笑顔から伝わります。パパやママも子供をちょっと預けて遊びにでかけちゃうことだってできますしね。何かトラブルがあっても、一緒に乗り越えれば家族の絆も深まるというものです。女性は意外と男性より海外旅行に慣れていたり、いざと言う時に精神的に強いのは女性だったりするようですから、嫁姑の問題もここで一気に解決!
なんてうまく行くかもしれませんよね〜。ぜひ。今度は、ななママさんのお義父様、お義母様の滞在記も、ぜひ拝見したいですね。もちろん、続編もお待ちしています。
<管理人やじまる>
※バリ島滞在読みやすくするために、一部分文字を大きくしたり、コメントを入れさせていただきました。内容はいただいたメールそのままです。