●家族で行くと、いったいいくらかかるの?●
 →1週間家族で約25万〜40万円。コテージを1棟まるごと借りるのがお得。

安心のパッケージツアーでヌサドゥアもいいけれど、何度か海外旅行を経験したことのあるパパとママなら、おすすめなのは個人旅行。いくら子供が一緒だからって、おしきせの旅じゃつまらない。思い出に残る旅を楽しみましょうよ。でも高いんでしょ?予算に対する考え方はそれぞれだから何とも言えませんが、パッケージツアーだと子供も大人と同じ料金だったり、おばあちゃんも一緒に...なんていうとベッド数の問題もあります。とりあえず、私たちが経験した子連れバリの旅行代金を1週間に直して紹介しますので、比べてみてください。


POINT.1 おすすめは自由旅行で、茅葺き屋根のコテージタイプ。
子供がいてもいなくても、バリらしさを味わうならとにかく1棟1棟独立したコテージタイプのホテルがおすすめ。もちろん子供が泣いても、騒いでも、それほど気にならないのがコテージの良いところ。茅葺き屋根が防音の役割も果たしてくれるんですよー。とりあえず飛行機代とホテル代のみで大雑把に計算しました。食事代は1食あたり数百円ですから、ハワイなどと比べると滞在費はかなり安く済みます。

パターンA...計3人家族の場合 パパ+ママ+2歳児
...合計=257,200円(1人あたり約86,000円)※3人で割りました

   ●飛行機代=187,200円 ...日本航空/前売り悟空利用
     内訳 72,000円×2人=144,000円
        72,000円×60%×1人=43,200円(2歳児)
   ●ホテル代=70,000円 ...ポピーズコテージ(クタ)
     内訳 約10,000円×7泊...85ドル+税・サービス21%/10%OFF/1ドル118円で計算

**ベビーベッドもエキストラベッドも無料でしたが、ママの隣で寝たいと言いだし、パパがエキストラベッドで寝ました。子供が2人の時はつらいかも。

パターンB......計5人家族の場合 パパ+ママ+5歳児+1歳児+おばあちゃん
...合計=385,400円(1人あたり約77,000円)※5人で割りました

   ●飛行機代=266,400円 ...日本航空/前売り悟空利用
     内訳 72,000円×3人=216,000円
        72,000円×60%×1人=43,200(5歳児)
        72,000円×10%×1人=7,200円(1歳児・座席なし)
   ●ホテル代=約119,000円 ...ヴィラ・テピカリ(チャングー)
     内訳 約17,000円×7泊...150ドル+税・サービス21%/20%OFF/1ドル118円で計算

**おばあちゃんと5歳の娘が2階のツインで、パパとママと1歳の娘はダブルベッドで川の字で寝ました。ダブルベッドは2m幅のキングサイズだったので、ラクラク寝ることが出来ました。
▼ポピーズコテージ ▼ヴィラ・テピカリ


POINT.2 JALの「前売り悟空」&ガルーダの「スーパースラマット」料金は検討の価値アリ。
バリに行く航空会社は、JAL、ガルーダ、コンチネンタル、シンガポール、マレーシア...と、いくつかあるけれど、それぞれにメリットとデメリットがありますから、良く調べて、自分たちのプランにあった航空会社を選びましょう。最近は中国韓国にも人気のバリ島、台湾経由のエヴァ、香港のキャセイ、韓国のコリアンと航空会社も選り取りみどりです。でもね、成田からなら毎日フライト便があって、乗り換え無しの直通・直行(ジャカルタ経由に変更になる場合も)で行かれるのはJALとガルーダの2社のみ。使い勝手はやはりベストでしょうね。そのぶん料金は高め。で、子連れの時におすすめなのがPEX料金。中でも早めに予約をすると割引率の高いチケットがあります。JALなら前売り悟空、ガルーダならスーパースラマット。格安チケットと比べても数千円〜2万円くらいの差。しかも格安料金の場合は子供も大人も同じ金額だけど、前売り悟空なら子供67%。2歳未満(座席使用せず)なら10%だから、合計すれば安い場合もあるので検討の価値アリ。
▼JAL ▼GARUDA


POINT.3 わがまま聞いてくれるのは正規航空券。格安チケットじゃダメ。
PEXはどちらも基本的には正規料金だから、いろいろリクエストにも応じてくれるので子連れには便利。とくにJALは、さすがに日本の航空会社。食事(ベビーミールかチャイルドミール)、バスケットは必要か、おむつのサイズ指定(確か枚数も聞いてくれたはず)、早い時期に予約すれば座席指定にも応じてくれる...こんなことでも、ママにとってはありがたいもの。JALはいつも混んでいるので極め付けのワガママは言えないけれど、姿勢だけは◎。言葉も不自由しないしね。ガルーダのPEXは経験無し。でも、たぶん、ガルーダのこれまでのサービスを考えれば気配りは、あまり期待できそうもありません。ちなみに格安チケットの場合、旅行会社を通じてリクエストを入れてもらったけれど、返事はNO。リクエストできるのは、食事くらいのものでした。リクエストを確実に聞いてもらうためにもうひとつ重要なのは、内容をチェックインの時にもう一度確認すること。伝わっていないということがあっても、JALなら出発までに手配を間に合わせてくれるはず。ガルーダはわかりません。日本人パーサーが乗務しているとは思いますが、乗ってしまってからインドネシア人乗務員に英語で抗議するより、日本語の通じるカウンターの方がラクだと思いませんか?ベビーカーは、搭乗口まで使う場合チェックイン・カウンターでその旨申し出ておけば、そのままタグを貼ってくれます。搭乗口では係員の目に付きやすいところにいれば、ギリギリで回収して、さらに頼むと降り口まで持って来てもらえます。小さい子がいると、搭乗も優先して早めに案内してもらえるので助かります。ただこれらは、あくまでもサービス。いつもしてもらえると思わず、あくまでも感謝の気持ちを忘れずにね。


POINT.4 3歳まではエコノミー。座席の肘掛けが動くのが、実は大きなポイントなんです。 
長女が2歳の時、帰国便が満席状態で、たまたま家族3人がCクラスに回されました。チェックインカウンターのお兄さんも、「ラッキーね」なんていうし、始めてのビジネスクラスが経験できてラッキー!「ついてる、ついてるー!」って家族で大騒ぎ。出発までの豪華な待合いラウンジは使えるし、2歳の子供にまであの大きなシートがもらえるなんて!なんて思っていたら、とんでもない。子供がひとりで座るのは嫌だってダダこねだしたのです。あのひじかけって幅があるから、子供にとってはママから遠く感じるみたい。「だっこだっこ」って泣き叫んでしまったので、じゃあ肘掛けを上げましょって思ったら、ナント固定式。ヘッ?!って感じ。デンパサールからジャカルタまではもちろん、ジャカルタから成田まで、食事するときもほとんどだっこ状態。眠ったら席に置いちゃえ、って思ってたけどリクライニングしたシートのゆるやかな角度に、ズズズズーって滑り落ちてっちゃうの。シートベルトで固定するには、まだ身体がちっちゃいし…。お陰で腰痛にはなっちゃうし、せっかくの初体験は失敗の巻き。結局、あんまり小さいときは、却ってエコノミーの方が便利みたい。だって行きのフライトはパパとママの膝に頭と脚を乗せて横になれたから子供は安心。結局のところ親にとってもエコノミーのほうがラクでした。※機種によってはエコノミーでも肘掛けが上がらないものもあるという情報が入りましたのでお知らせしておきます。

 

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