●片道7.5時間!? 長時間フライトは、子連れバリ最初の心配ごと。●
 →ほぼ1歳の娘も、2歳の娘も以外とへっちゃらでした。

ハワイは行きは6時間、帰りは7時間半って感じですよね。バリ島へも今はほとんど同じ。関空からは約6時間、2002年4月から復活した成田発のJALやガルーダの直行便でも7時間半と、かなり行き帰りがラクになりました。それまでは成田空港からはジャカルタ経由だけだったので、ジャカルタまでの7時間半に1時間のトランジットがあって、さらにデンパサールまで2時間という10.5時間におよぶ長時間フライトでした。最初は小さい子供が絶えられるの?…という状態でしたが、それでも案外大丈夫でしたよ。あの飛行機の轟音は、お腹の中にいるときの音に似ているらしく、小さい子供ほど寝ちゃうので助かります。かえって、少し大きくなった暴れん坊の男の子の方が大変みたい。2歳の娘は、じっとしていることより降りるときの耳の痛さが辛かったみたいです。


POINT.4 空港まで、大きな荷物は宅配便で。いつでも子供を抱ける体勢にしておこう!
独身の頃は、前日に仕事を終えて帰宅してからゴソゴソと荷造りして、ほとんど寝ないまま大荷物抱えて空港へというパターンだったけど、今は宅配便で荷物を送っておくことにしています。女性の場合、私も最初そう思ってたけど、ギリギリまで使う物もあるし、結構荷造り終えてから出発直前に思い出すのよね、って思っていませんか?でも、一週間前くらいまでにとにかくしっかりリストアップして、揃った物からスーツケースへ。宅配便って言っても、都内から成田空港までなら、出発前日の午後に回収に来てもらえるので(予約だけは早めに必要)、その日の朝しっかり中身をチェックしてパッキン終了しておけばOK。翌日、出発ロビーで受け取れます。うちは帰りも利用していますが、帰りなんて9時くらいにカウンターに出して、その日の午後には家についちゃう。結局、タイムリミットをどこにおくかというだけなので、馴れちゃえば同じこと。それよりも、子供の手を引き、あるいはベビーカーを押しながら、スーツケースを持って電車の乗り換えなんて!考えただけで、ゲンナリするでしょ。手荷物はパパとそれぞれ最低でもひとつずつはあるし、駅までのタクシーの乗り降り、駅の階段、列車の狭い通路、空港の混雑、時間的制限等々考え合わせると、いつでも子供を抱ける体勢でいることが肝心です。出発ロビーまで行ってしまえばカートがあるので、あとはカウンターまでの平らな数十メートル、パパひとりでもなんとかなる!


POINT.5 早めに入国手続き。成田空港のプレイルームでたっぷり遊ばせよう!
チケットがあれば、ほんとうは1時間前でも大丈夫だけど、座席のリクエストをより確実なものにするためには、フライト2時間前までにはカウンターに。格安チケットの場合は団体扱いだから、ここでチケットを受け取ることになるはずなので、やはり2時間前までに集合しなければなりません。最近はここに来てみたら、旅行会社が倒産していた!なんてこともあるので怖い。まあ、私達だけは大丈夫と信じて行くわけだけど、子連れ旅行の場合はとにかく早めに到着しておきましょう。私達は成田エクスプレス利用なので、2時間前に到着するひとつ前の列車に乗るようにしています。チケットを受け取って、軽くお食事をしたら、できるだけ早く出国ロビーに行っちゃいます。パパはここへ来て最後になるかも知れない!?とか言って毎回和食を食べたがるけど、朝はろくなメニューもないし、高いし、すぐ機内食が出るんだからと、きっぱりダメ出し。バリ行きは第2空港ターミナルだから、出国審査を終えたらシャトルに乗って搭乗口へ。その途中にプレイルームがあるので、そこでめいっぱい遊ばせましょう。疲れるまで遊んでくれれば、後がラクになりますからね。世界の子供がいるから、これからの環境に馴れる意味でもいいんじゃないかな。


POINT.6 お気に入り+サプライズ作戦。長時間フライトを楽しませるコツ。
子供とのお出掛けで、結構荷物になるのがおもちゃ。旅に出たら楽しいこといっぱいあるし、いつものおもちゃなんて置いていきたいというのが親の本音ですが、移動の途中でぐずられるのはめんどくさいし、何と言っても飽きっぽい人々だし…悩むのです。で、うちは『お気に入り+サプライズ作戦』。たぶんだれかの本で読んだか、テレビで聞いたのだと思うのですが。お気に入りは、いつもうちで遊んでいるもの。うちは、うさ太郎という20cmくらいのぬいぐるみ(彼は長女と同じ渡航暦)とお絵かきセットのふたつ。サプライズというのは、ビックリ。つまり初めて見るもののこと。うちは空港の書店で附録付きの子供雑誌を買います。飛行機に乗るときしか買ってもらえないので、かなり効果アリ。子供が熱を出してホテルに缶詰の時も助かりました。でも、いつもこういうの買ってあげてる家では、別のものじゃないとダメかも。いずれにしても、これはパパに子供を見ててもらってママが買いに行くとか、事前に用意して手荷物の中にそっとしのばせておくとか、子供にばれないようにしておいて限界ギリギリに出すのがポイント。


POINT.7 経由地でのトランジットなら、健康のためにも空港ロビー散策を楽しむ。
成田発デンパサール行きのフライトは、以前はJALもガルーダもジャカルタを経由していたため、1時間ほどのトランジットがありました。もしそういうチャンスがあれば、のんびり散歩してみるのもいいと思います。このスカルノ・ハッタ空港は空港ロビーもきれいだし、そういう意味でも一見の価値あり?かな。時間があったらショップを覗いて、たくさん並んだ土産物の値段チェックを。ここはめちゃくちゃ高いのでご注意を。バリでは、絶対ここの価格より高く買わないようにするためのチェックです。バリでの買い物は、定価のお店が増えてきたとはいえ、まだまだ料金交渉が主流です。法外な空港価格を知っておくだけでも、高く買わされない目安になるのです。
どの航空会社もたいていは7時間以上の長旅ですから、カラダを動かした方がいいです。子供だってストレスが溜まっちゃいますしね。ほら、あのエコノミー症候群から身を守るためにも、ぜひ。当時ガルーダを利用したときは機内に残っていても良かったこともあったけれど、同じ機体で乗り継ぐ場合でもたいていは全員機内から出されます。ちなみにキャセイを利用した時は香港空港に無料のインターネットコーナーがあったので、メールチェックしたりして時間つぶせました。

 

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